筆者はスギ・ヒノキ花粉のアレルギー症状があるため、毎年2月から4月は体調不良になる。アレルギー症状を抑えるために薬を服用しているのだが、効く場合とあまり効かない場合があって必ず効果があるわけでないので毎年春先を不安で迎える。
特に目の痒みがひどくて、寝不足になったりイライラしたりとそれこそ生産性が落ちて仕事に支障が出るレベルなのだ。
スギ・ヒノキの場合は、沖縄や北海道など植樹されていない場所や、花粉が飛散しない標高1000m以上の場所であればアレルギーに悩まされることもないようだ。
筆者も近年は試みで春先は離島でワーケーションを行っているが、確かに効果はあったように思う。
花粉症はスギ・ヒノキだけではなく、植物によって飛散時期も様々でほぼ一年中なんらかの花粉症が発症している。
花粉症対策としてのリモートワークの例は期間限定であるが、もう少しアレルギーの範囲を広げて、家族に喘息持ちのひとがいる場合なども同じように症状に悩まされるケースがあると思うが、リモートワークを活用することによってアレルゲンの少ない地域で過ごすことも可能になるだろう。
これは、環境を変えることによって解決できる問題には広く応用がきくことを意味する。
リモートワークは多くの問題に対応するポテンシャルを秘めていると考えている。