アメリカを車で横断中スピード違反で捕まった時のはなし – 前編

アメリカ横断中スピード違反で捕まる

番外編であるが、海外旅行でアメリカへ行って不幸にも交通違反で罰金を払わなければならなくなった場合の経験談を共有したい。

旅行での滞在なので、時間も限られ日本に帰ってから対応せざるをえないケースで具体的にどうやって対応したか。

私自身方法を知らなかったため、WEBサイトで色々調べたり、依頼を試みたりしたので、同じようなケースで困っている人に対して、あくまでも参考になればと言う思いである。

 

  1. ニューヨーク州警察に捕まるまで
  2. 違反切符を切られる
  3. 日本に帰って対応の試行錯誤をする
  4. 罰金の支払い方法が判明、罰金を支払う

 

1.ニューヨーク州警察に捕まるまで

アメリカのハイウェイでは制限速度はおおよそ60 – 90mphの間であったと記憶しているが、州や場所によって異なる。

日本車のSUVをレンタルし、安定した走行で乗り心地も良く、google mapをナビに使って運転をすると、現在地の制限速度もおおよその精度で通知もされるので大変便利でアメリカでは快適に運転していた。

事件は友人とロサンゼルスからニューヨークまで車でアメリカを横断旅行をしている終盤で起こった。

五大湖のひとつエリー湖近くの街から最終目的地であるニューヨークへ向かいハイウェイを飛ばしてると、バックミラー上の遠くに派手な電飾がついた車が視界に入って来た。

スピードを緩めつつ2-3分程度継続して走っていると、後方にその車がついてくる。少しイヤな予感がしたので、道を譲ろうと右側の路肩に停止をした。

すると、後続の車も停止したのだ。そこで初めてそれが警察と知った。

警察に車を停められた場合は、ハンドルに両手をついた状態で警察官が来るまで待機するのが通例のようなのだが、その時私は知らなかったので車から降りて警察官の元に歩いて行った。

すると、

「車に戻れ!」と怒鳴られ、

車に戻るとドア越しに、

「なんですぐ止まらなかったんだ!なんで車から降りたんだ!」

「なんですぐ止まらなかったんだ!なんで車から降りたんだ!」

2回怒鳴られた。

警察官のサイズも大きかったのだが、腰に備えている拳銃のサイズも大きかったので、日本では体験したことのない威圧感があった。

 

2.違反切符を切られる

その後、免許証の提示を要求され、違反切符をその場で発行。

65mph の制限速度を87mphで走ったため、22mphの超過スピードでの違反ということらしい。

後日調べたところ、30mphを超過していたら罪状が重くなり裁判所への出頭が必須だったようである。

 

その場でいくらか警察官から説明を受けたのだが、

「メールで連絡しろ」

と言う趣旨のことを言われ、とりあえず時間もないのでその場をしのいだ。

すぐにアメリカに長年住んでいる友人に連絡を取って、違反切符の画像を送信して、どう対処すればいいのかをたずねた。

友人からは、

「放っておくと冗談ではなくまずいことになる。弁護士に頼んだ方が無難だ」

と言われた。

実際の違反切符の画像

もやもやとした不安を抱いたままとりあえず、ニューヨークまでついてレンタカーを返却し、アメリカ横断旅行を終え日本に帰国をした。

後編へ続く

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